ランニングをするとき、ボトムス選びは意外と重要です。動きやすさや通気性はもちろん、収納ポケットの有無やインナー付きかどうかなど、チェックするポイントは多岐にわたります。ランニングショートパンツは軽量で足さばきがよく、快適な走りをサポートしてくれる必須アイテムです。
この記事では、ランニングショートパンツの選び方のコツから、メンズ・レディースそれぞれに人気のブランドの特徴まで、わかりやすく解説します。

ランニングショートパンツを選ぶときのポイント
丈の長さで走り心地が変わる
ランニングショートパンツの丈は大きく分けて3タイプあります。股下3〜4インチ(約7〜10cm)のショート丈はレース向けで足の可動域を最大限に確保でき、5〜6インチ(約12〜15cm)のミドル丈は普段のジョギングに使いやすいバランスの良い長さです。7インチ(約18cm)以上のハーフ丈は体型カバーをしたい方や、リラックスした走りを好む方に向いています。
インナー付きかセパレートか
ショートパンツの内側にインナーブリーフが縫い付けられた「インナー付き」タイプと、インナーが付いていない「セパレート」タイプがあります。インナー付きは下着を別途履く必要がなく、走行中のズレや摩擦を軽減してくれます。一方、セパレートタイプは好みのインナーと組み合わせられる自由度があります。
収納ポケットの充実度
スマートフォンや鍵、エナジージェルなどを持って走りたい方は、ポケットの数と位置をチェックしましょう。近年は腰まわりに大容量のウエストポケットを備えたモデルが増えており、ウエストポーチなしでも必要なものを携帯できるようになっています。TIGORAのマルチポケットランニングショーツなどが人気です。
素材の軽さと速乾性
ランニングショートパンツは軽ければ軽いほど走りが楽になります。ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は軽量で速乾性に優れ、汗をかいてもべたつきにくいのが特徴です。メッシュ素材を採用したモデルは通気性が抜群で、夏場のランニングに最適です。
スリット入りで動きやすさアップ
サイドにスリットが入ったショートパンツは、脚の可動域が広がり、ストライドを大きくしても突っ張りにくいメリットがあります。スピードトレーニングやレースで使う方には、スリット入りのモデルがおすすめです。

人気ブランドのランニングショートパンツを比較
NIKE(ナイキ)
ナイキのランニングショートパンツは、「Dri-FIT」素材による優れた吸汗速乾性とスタイリッシュなデザインが魅力です。「フレックスストライド」シリーズはインナー付きで、走行中のブリーフのズレを気にせず走れます。また、リフレクターロゴが付いたモデルは夕方以降のランニングでも視認性を確保してくれます。
adidas(アディダス)
アディダスの「Own The Run」シリーズは、軽量でストレッチ性のある素材を使用し、快適な履き心地が特徴です。内側のドローコードでフィット感を調整でき、走行中にずり落ちる心配がありません。リサイクル素材を使用した環境配慮型のモデルも展開しています。
ASICS(アシックス)
日本人の体型に合わせた設計で、フィット感に定評があるアシックス。ランニングパンツのラインナップも充実しており、レース用の超軽量モデルからトレーニング用の万能モデルまで幅広く揃っています。価格帯も比較的リーズナブルで、複数枚揃えやすいのも嬉しいポイントです。
New Balance(ニューバランス)
ニューバランスのランニングショーツは、スポーティーでありながらカジュアルな見た目が人気です。「アクセレレート」シリーズはインナー付きで、ジッパー付きのバックポケットも搭載。鍵やカードなどの貴重品を安全に持ち運べます。
TIGORA(ティゴラ)
スポーツ量販店ゼビオのプライベートブランドで、コストパフォーマンスの高さが魅力です。マルチポケットランニングショーツは大容量のウエストポケットを備えており、スマートフォンやボトルも収納可能。機能性と価格のバランスが良く、多くのランナーから支持されています。
On(オン)
スイス発のランニングブランド「On」のランニングショーツは、ミニマルなデザインと高い機能性を両立しています。超軽量素材と立体的なカッティングで、走行時の抵抗を最小限に抑える設計が特徴です。洗練されたカラーリングと上質な素材感は、ランニングだけでなくカフェやショッピングなどのタウンユースにも違和感なく馴染みます。

シーン別のランニングショートパンツ活用法
日々のジョギングに
普段のジョギングには、5〜6インチのミドル丈でインナー付きのモデルが使いやすいです。ポケットにスマートフォンと鍵を入れて、身軽に走り出せるスタイルが人気です。速乾性のある素材なら、洗濯してもすぐに乾くので、毎日のローテーションに困りません。
レース・大会に
レースでは軽量で足さばきの良い3〜4インチのショート丈が定番です。サイドスリット入りのモデルなら、ピッチを上げてもストレスなく脚を動かせます。ポケットにはエナジージェルを入れられるサイズがあると、補給をスムーズに行えます。
トレイルランニングに
トレイルランニングでは、岩や枝に引っかかりにくい耐久性のある素材のショートパンツが適しています。収納力のあるモデルを選べば、補給食やファーストエイドキットも持ち運べます。
ランニングショートパンツのお手入れ方法
ランニングショートパンツを長持ちさせるためには、適切なお手入れが欠かせません。
- 使用後はできるだけ早く洗濯する(汗を放置すると臭いや生地の劣化の原因に)
- 洗濯ネットに入れて弱水流で洗う
- 柔軟剤は速乾機能を妨げるため使用を控える
- 乾燥機の使用は避け、風通しのよい場所で陰干しする
- インナー付きモデルは裏返して洗うと、インナー部分もしっかり洗える
ランニングショートパンツの価格帯と購入ガイド
ランニングショートパンツの価格は、ブランドや機能によって幅があります。スポーツ量販店のプライベートブランド(TIGORAなど)なら2,000〜4,000円程度で機能的なモデルが手に入ります。ナイキやアディダスなどの大手スポーツブランドは4,000〜8,000円程度が中心で、デザイン性と機能性を兼ね備えたモデルが揃っています。Onやパタゴニアなどのプレミアムブランドは8,000〜15,000円程度で、素材や設計にこだわり抜いた高品質なモデルが特徴です。
初心者の方は、まず2,000〜5,000円程度のモデルでランニングショートパンツの快適さを体感してみるのがおすすめです。インナー付きのモデルを選べば、別途インナーを購入する手間も省けてコストパフォーマンスが高まります。走る頻度が増えてきたら、レース用のハイエンドモデルを追加していくとよいでしょう。
ランニングショートパンツに関するQ&A
Q. ショートパンツの下にタイツを履いてもいいですか?
もちろん大丈夫です。ショートパンツとタイツの重ね履きは、多くのランナーが実践しているスタイルです。タイツの機能(サポート・着圧・UVカット・防寒)を活かしつつ、ショートパンツでおしゃれにコーディネートできます。
Q. ランニングショートパンツは何枚あれば足りますか?
週3〜4回走る方なら、最低3枚あるとローテーションが楽です。レース用と練習用を分けて持っておくと、本番では軽量なモデルでベストパフォーマンスを発揮しやすくなります。
Q. サイズ選びのコツはありますか?
ウエストサイズを基準に選びましょう。ドローコード(紐)で調整できるモデルが多いですが、走行中にずり落ちてくるストレスを避けるため、ウエストがしっかりフィットするサイズを選ぶことが大切です。
Q. ランニングショートパンツのインナーは必要ですか?
インナー付きのモデルであれば別途インナーを用意する必要はありません。インナーなしのモデルを使う場合は、摩擦によるチャフィング(擦れ)を防ぐため、吸汗速乾素材のスポーツ用インナーを着用するのがおすすめです。
ショートパンツを選ぶ際は、実際に走る動作(腿上げやストライドを広げる動き)をイメージして、動きに制限がないか確認しましょう。特にスリットなしのモデルは、サイズによっては走行中に太ももの動きを制限する場合があります。試着できる場合は、軽くその場で走る動作をしてみるのがベストです。

まとめ
ランニングショートパンツは、丈の長さ、インナーの有無、ポケットの収納力、素材の軽さといった要素をチェックして選ぶのがポイントです。ナイキやアディダスの定番モデルから、TIGORAのコスパ優秀モデル、Onのミニマルデザインまで、選択肢は豊富にあります。
日々のジョギングにはミドル丈のインナー付きモデル、レースにはショート丈の軽量モデルと、シーンに合わせて使い分けるのが理想的です。自分のランニングスタイルに合ったショートパンツを見つけて、快適な走りを楽しみましょう。
参考リンク:SAKIDORI「ランニングパンツのおすすめ13選」 / tomo.run「収納力抜群おすすめランニングショーツ6選」 / Athlep「軽量ランニング用ショートスポーツパンツおすすめ10選」

