ランニング中やランニング後に脚のむくみや疲労感を覚えることがあります。そんなときの選択肢のひとつが着圧ソックス(コンプレッションソックス)です。適度な圧力で脚を包み込むことで、走行中のサポートやランニング後のリカバリーに役立つとされています。
この記事では、ランニング向けの着圧ソックスの効果や選び方、おすすめ製品、正しい使い方を詳しくまとめました。脚のコンディションを少しでもよくしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

着圧ソックスとは?ランナー向けの特徴
着圧ソックスとは、足首からふくらはぎにかけて段階的に圧力をかける設計のソックスです。医療用の弾性ストッキングをスポーツ向けに進化させたもので、血液の循環をサポートする目的で使用されます。
ランナーにとっての主なポイントは以下のとおりです。
- ランニング中のふくらはぎの筋肉の振動を抑え、疲労の軽減が期待できる
- ランニング後に履くことで、むくみや脚の重だるさの軽減が期待できる
- 膝下までしっかり覆えるため、冬場の防寒対策にもなる
- 長距離レースやウルトラマラソンでも活用できる
着圧ソックスはあくまでサポートアイテムであり、効果には個人差があります。価格帯は幅広いので、まずは手に取りやすいモデルから試してみるのもよいでしょう。
着圧ソックスに期待できる効果
ランニング中の効果
ランニング中に着圧ソックスを履くと、ふくらはぎの筋肉の揺れを抑えることで筋疲労の軽減が期待できます。特にフルマラソンや長距離トレーニングでは、後半の脚の重さが気になる方におすすめです。また、段階着圧の構造により、足元から上方向へ血液の循環をサポートするとされています。
リカバリー時の効果
ランニング後やレース後に着圧ソックスを履くことで、むくみの軽減やリカバリーの促進が期待できます。レース翌日の移動中や日常生活で履くという使い方もあります。
防寒・保護の効果
膝下までのハイソックスタイプは、冬場のランニングでの防寒対策としても活用できます。また、トレイルランニングでは草木や小石から脚を守る役割も果たします。
ランニング向け着圧ソックスの選び方
着圧の強さで選ぶ
着圧ソックスの圧力はhPa(ヘクトパスカル)やmmHg(ミリメートル水銀柱)で表されます。圧力の表示は製品ごとに異なるので、購入前に確認しておきましょう。圧力が強すぎると締め付け感が不快になるため、初めて使う方は弱めのものから試すとよいでしょう。
丈の長さで選ぶ
着圧ソックスにはハイソックス(膝下丈)とタイツタイプ(フルレッグ)があります。ランニングではハイソックスタイプが扱いやすく、太ももまでの着圧が不要であれば膝下丈で十分です。リカバリー目的ならフルレッグタイプも選択肢に入ります。
素材と通気性で選ぶ
ランニング中に使う場合は、吸汗速乾性に優れた素材を選ぶことが大切です。通気性が悪いと蒸れてしまい、マメや靴擦れの原因になることもあります。メッシュ素材を使ったモデルや、抗菌防臭加工が施されたモデルが快適に使えます。
サイズ選びが重要
着圧ソックスはサイズが合っていないと効果が半減します。ふくらはぎの最大周囲と足のサイズを測って、メーカーのサイズ表に照らし合わせて選びましょう。大きすぎると着圧効果が薄れ、小さすぎると血行を妨げる可能性があるため、ぴったりサイズを選ぶことが重要です。
着圧ソックスをほかのランニング用品と一緒に探したい方には、ヒマラヤオンラインストアという選択肢もあります。ランニングシューズやウェアに加えて、ソックス・グローブ、キャップ、インソールなどのアクセサリーも扱っています。送料は税込550円で、合計税込5,500円以上なら無料です。全国のヒマラヤ店舗で受け取ることもできます(送料無料)。詳しくは公式サイトで確認できます。



ランナーにおすすめの着圧ソックス
CW-X パーツ フォーコンディション
ワコールのスポーツブランドCW-Xが展開する着圧ソックスです。段階着圧設計でふくらはぎをしっかりサポートし、長時間のランニングでも快適な履き心地を維持します。吸汗速乾素材を使用しており、夏場でも蒸れにくいのが特徴です。
2XU コンプレッション カーフガード
オーストラリア発のスポーツブランド2XUは、コンプレッションウェアで知られています。独自のPWX素材を使用し、段階着圧でふくらはぎの筋肉をサポートします。フィット感が高く、ずれにくい設計です。
CEP ランソックス 3.0
ドイツの医療用コンプレッション技術を応用したCEPのランニングソックスです。足底部分にクッション性があり、衝撃吸収とサポートを両立しています。
着圧ソックスの正しい使い方
ランニング中に使う場合
着圧ソックスはランニングシューズの下に直接履きます。通常のランニングソックスの代わりとして使用するイメージです。初めて使う場合は、短い距離のランニングから試して、締め付け感や走り心地を確認しましょう。レース本番でいきなり使うのは避け、練習で慣らしておくことが大切です。
リカバリー時に使う場合
ランニング後にシャワーを浴びてから着圧ソックスを履き、1〜2時間程度着用するのが一般的な使い方です。就寝時に使えるリカバリー専用モデルもありますが、ランニング用の着圧ソックスをそのまま寝るときに使うのは圧力が強すぎる場合があるため、リカバリー専用の弱めの着圧タイプを使うとよいでしょう。
着圧ソックスの洗濯とお手入れ方法
着圧ソックスの効果を長持ちさせるためには、適切なお手入れが欠かせません。着圧機能は洗濯方法によって劣化速度が変わるため、以下のポイントを押さえておきましょう。
洗濯は洗濯ネットに入れて、弱水流モードまたは手洗いで行うのが基本です。乾燥機の使用は着圧素材を傷めるため避けましょう。形を整えて陰干しするのが理想的です。柔軟剤は着圧繊維の弾力性を低下させる可能性があるため、使用を控えるのがおすすめです。細かい目のソックス用ネットを1枚用意しておくと、毎回の洗濯がぐっと楽になります。
使用後は毎回洗濯し、清潔な状態を保ちましょう。汗や皮脂が残ったまま放置すると、素材の劣化が早まるだけでなく、臭いの原因にもなります。
着圧ソックスを使うときの注意点
- サイズが合わないものを無理に履かない
- しびれや痛みを感じたらすぐに脱ぐ
- 傷や炎症がある部位に着用しない
- 長時間の連続着用は避ける(特に就寝時は専用タイプを使う)
- 洗濯はネットに入れて手洗いまたは弱水流で行い、着圧機能を長持ちさせる
着圧ソックスを使ったレース当日の活用法
着圧ソックスはレース当日にも活用できます。レース中に着用するかどうかは好みによりますが、レース前後での活用法も押さえておきましょう。
レース前の移動中
レース会場までの移動時間が長い場合、着圧ソックスを履いておくと、脚のむくみやだるさの軽減が期待できるとされています。特に前日入りして宿泊する場合は、移動中や就寝時にリカバリー用の着圧ソックスを履くのがおすすめです。
レース後の回復
ゴール後に着圧ソックスを履くと、脚のケアに役立つことが期待できるとされています。フルマラソン完走後のダメージは大きいため、ゴール後のリカバリーアイテムとして着圧ソックスを荷物に入れておくとよいでしょう。
よくある質問(Q&A)
Q. 着圧ソックスは普段使いもできる?
はい、リカバリー目的であれば普段使いも可能です。ただし、スポーツ用の高着圧タイプを一日中履き続けるのは圧力が強すぎる可能性があるため、日常用には弱めの着圧ソックスを選ぶのがおすすめです。
Q. 着圧ソックスは5本指タイプもある?
あります。5本指タイプは足指を1本ずつ動かせるため、地面を捉えやすくなるメリットがあります。蒸れにくさやマメの予防にも役立つため、好みに応じて選んでみてください。
Q. 着圧ソックスの耐久性はどのくらい?
使用頻度や洗濯の回数によって、着圧は少しずつ弱まっていきます。ずり落ちやすくなった、締め付け感が弱くなったと感じたら、買い替えを検討しましょう。


着圧ソックスとコンプレッションタイツの違い
着圧ソックスとコンプレッションタイツは混同されやすいですが、カバーする範囲が異なります。着圧ソックスは膝下のふくらはぎのみをサポートし、コンプレッションタイツは太ももからふくらはぎまでの脚全体をカバーします。
ランニング中の使用であれば、着圧ソックスの方が動きの自由度が高く、暑い時期でも蒸れにくいのが利点です。一方、冬場のランニングや長距離レースでは、太ももまでサポートできるコンプレッションタイツが適しているケースもあります。用途や季節に応じて使い分けるのがよいでしょう。
まとめ
着圧ソックスは、ランニング中の筋肉サポートやランニング後のリカバリーに役立つアイテムです。段階着圧の構造で血液循環をサポートし、ふくらはぎの疲労感やむくみの軽減が期待できます。
選び方のポイントは、着圧の強さ・丈の長さ・素材の通気性・サイズのフィット感です。特にサイズ選びは着圧ソックスの効果を左右する重要な要素なので、購入前にふくらはぎの周囲を測定しておきましょう。また、着圧ソックスは消耗品であり、洗濯を繰り返すうちに着圧効果が弱まっていきます。締め付け感が弱くなってきたら、買い替えを検討しましょう。
まだ着圧ソックスを試したことがない方は、まずランニング後のリカバリー用途から取り入れてみるのがおすすめです。履くだけのセルフケアで、翌日の脚の軽さが変わるかもしれません。
参考: マイベスト コンプレッションソックスのおすすめ / マイベスト ランニングソックスのおすすめ / おすすめNow 着圧ソックス比較



