マラソン大会で地味に困るのが、ゼッケン(レースビブ)の固定です。大会で配られる安全ピンはウェアに穴が開いてしまい、レース中にゼッケンがバタつくこともあります。
そこで役立つのが、マラソンゼッケン留め専用のアイテムです。マグネット式やホック式など、ウェアに穴を開けずにゼッケンを固定できる製品が増えています。参考:ゼッケン留めのおすすめ10選(All About)この記事では、おすすめのマラソンゼッケン留めを種類別に紹介します。

マラソンゼッケン留めの種類
マグネット式マラソンゼッケン留め
強力なネオジウム磁石を使ってゼッケンを固定するタイプです。ウェアの内側と外側から磁石で挟み込む構造で、穴も留め跡もつきません。冬場の厚手のウェアでもしっかり固定でき、着脱もワンタッチで行えます。
代表的な製品には「RACE MAG(レースマグ)」「BIB-IT」などがあります。レース前の準備時間を短縮したい方や、ウェアに穴を開けたくない方に向いているマラソンゼッケン留めです。
ホック式マラソンゼッケン留め
ナイロン樹脂素材の留め具で、生地を挟み込んで固定するタイプです。直径約20mmと小型で軽量なため、レース中の負担がほとんどありません。ミズノやアシックスなどの大手スポーツメーカーからも販売されており、入手しやすいのが特徴です。
クリップ式マラソンゼッケン留め
クリップでウェアとゼッケンを一緒に挟むタイプです。構造がシンプルで扱いやすく、価格も手ごろです。ただし、薄手のウェアでは生地がずれやすいことがあるため、使用するウェアとの相性を確認してから購入するのがおすすめです。

安全ピンとマラソンゼッケン留めの比較
安全ピンのデメリット
安全ピンは大会で無料配布されることが多いですが、いくつかのデメリットがあります。
- ウェアに穴が開く
- レース中に外れることがある
- 付けるのに時間がかかる
- 走行中にゼッケンがバタつきやすい
マラソンゼッケン留め専用品のメリット
専用のマラソンゼッケン留めは、上記のデメリットを解消できます。繰り返し使えるため、長い目で見るとコストパフォーマンスも良好です。大会ごとに安全ピンを使い捨てる必要がなく、環境面でも配慮された選択と言えます。
マラソンゼッケン留めは4個セット(ゼッケンの四隅に1個ずつ)で販売されているものが多いです。初めて購入する方は4個セットを選びましょう。
マラソンゼッケン留めを選ぶポイント
固定力の強さ
レース中はかなりの振動が加わるため、しっかりとゼッケンを固定できるかどうかが最も重要です。マグネット式はネオジウム磁石の強力な磁力で固定するため、走行中に外れにくいのが特徴です。
重さ
レースでは少しでも軽い装備が望ましいため、マラソンゼッケン留めの重量もチェックしましょう。多くの製品は1セット(4個)で数十グラム程度と軽量に設計されています。
対応するウェアの厚さ
マグネット式のマラソンゼッケン留めは、ウェアの厚さによって固定力が変わります。夏用の薄手シングレットと冬用の厚手ジャケットでは条件が異なるため、自分が使用するウェアの厚さに対応しているか確認しましょう。

Q&A:マラソンゼッケン留めに関するよくある質問
Q. マラソンゼッケン留めはどこで買える?
スポーツ用品店のランニングコーナーや、Amazon・楽天などのオンラインショップで購入できます。大会会場の出展ブースで販売されていることもあります。
Q. マグネット式のマラソンゼッケン留めは電子機器に影響ある?
ネオジウム磁石は強力なため、スマートフォンやランニングウォッチの近くに置くと影響が出る可能性があります。使用しないときは電子機器から離して保管しましょう。
Q. マラソンゼッケン留めの相場は?
マグネット式は4個セットで1,000円〜2,000円程度、ホック式は数百円程度が相場です。繰り返し使えるため、数回の大会参加で元が取れます。
マラソンゼッケン留めは大会のルールでゼッケンの固定方法が指定されている場合があります。事前に大会の規定を確認しておきましょう。
マラソンゼッケン留めの装着方法
マグネット式の正しい付け方
マグネット式のマラソンゼッケン留めは、ゼッケンの四隅にそれぞれ1組ずつ、合計4組使用します。ウェアの外側にゼッケンを置き、その上からマグネットの表面を当て、ウェアの内側に裏面のマグネットを配置して挟み込みます。マグネット同士がしっかり引きつけ合っていることを確認してから走り出しましょう。装着後に軽く走ってみて、ゼッケンがずれないかテストするとより安心です。
ホック式の正しい付け方
ホック式のマラソンゼッケン留めは、ゼッケンとウェアを重ねた状態でホックを押し込んで固定します。「パチッ」と音がするまでしっかり押し込むのがポイントです。走行前に軽くゼッケンを引っ張って外れないことを確認しておくと安心です。ホック式は取り外しが少し難しい場合がありますが、その分固定力に優れています。

マラソンゼッケン留めの収納と管理
専用ケースに保管する
マグネット式のマラソンゼッケン留めは強力な磁石を使用しているため、スマートフォンやクレジットカードの近くに置くと磁気の影響を受ける可能性があります。使用後は専用のケースやポーチに入れて、電子機器から離して保管しましょう。ランニングバッグの中でも、スマホやICカードとは別のポケットに入れるのがおすすめです。
レース後のメンテナンス
汗や雨で濡れた場合は、マラソンゼッケン留めを乾いた布で拭いてから保管しましょう。特にマグネット式は内部に水分が入ると磁力に影響する可能性があるため、しっかり乾燥させてから片付けることが大切です。金属部分に錆びが出ると固定力が低下するため、定期的にチェックしましょう。
マラソンゼッケン留めとゼッケンベルトの比較
ゼッケンベルトとは
ゼッケンベルトは腰に巻くベルトにゼッケンを取り付けるアイテムです。ウェアに一切触れずにゼッケンを装着できるため、レース途中でウェアを脱ぎ着したい場合に便利です。ただし、走行中にベルトがずれやすいというデメリットもあります。トレイルランやウルトラマラソンなど、着替えの可能性がある長距離レースでは、ゼッケンベルトが重宝します。
どちらを選ぶべき?
マラソンゼッケン留めはウェアに直接固定するためズレにくく、軽量です。一方、ゼッケンベルトは着脱の自由度が高いのがメリットです。レースの距離や気温に応じて使い分けるのがおすすめです。フルマラソンやハーフマラソンではマラソンゼッケン留めの方が安定感があり、余計なストレスなくレースに集中できます。
ゼッケンまわりの準備と一緒に、レース当日のウェアや小物も見直しておきたい方は、ヒマラヤオンラインストアをのぞいてみる方法もあります。レース向けのランニングシューズやウェア、キャップ、バッグ・ポーチ、ソックスなどを扱っています。送料は税込550円で、合計税込5,500円以上なら無料。全国のヒマラヤ店舗で受け取ることもできます。詳しくは公式サイトで確認できます。

おすすめのマラソンゼッケン留め製品
RACE MAG(レースマグ)
マグネット式のマラソンゼッケン留めです。ネオジウム磁石を採用しており、薄手のシングレットから厚手のジャケットまで幅広いウェアに対応しています。シンプルなデザインでレースウェアの見た目を損なわない点も特徴です。4個セットで販売されており、マラソンゼッケン留めとして繰り返し使えるため、長い目で見るとコストパフォーマンスに優れています。
BIB-IT(ビブイット)
日本発のマラソンゼッケン留めブランドです。独自の留め具構造で、ウェアに穴を開けずにしっかり固定できます。軽量かつコンパクトで、レースバッグに入れても邪魔になりません。マラソンゼッケン留めとしてだけでなく、練習時のポケットクリップとしても活用できる汎用性があります。
ミズノ ゼッケンクリップ
大手スポーツメーカー・ミズノが販売するホック式のマラソンゼッケン留めです。スポーツ用品店で手軽に購入でき、価格も数百円と手ごろなためマラソンゼッケン留め入門者に最適です。プラスチック素材のため軽量で、金属アレルギーの心配がない点もメリットです。ただしマグネット式と比べると固定力はやや劣るため、激しい動きが少ないハーフマラソンやジョギングに向いています。
マラソンゼッケン留めの環境への配慮
使い捨て安全ピンからの脱却
マラソン大会では毎回安全ピンが配布され、多くの場合レース後に廃棄されています。繰り返し使えるマラソンゼッケン留めに切り替える(参考:BIB-IT公式コラム)ことで、大会ごとの廃棄物を減らすことにつながります。環境への配慮としても、マラソンゼッケン留めの導入は有意義な選択です。
まとめ
マラソンゼッケン留めは、安全ピンのストレスから解放してくれる便利アイテムです。マグネット式、ホック式、クリップ式と種類がありますが、固定力と使いやすさを重視するならマグネット式のマラソンゼッケン留めがおすすめです。
お気に入りのレースウェアを穴だらけにしないためにも、専用のマラソンゼッケン留めをぜひ導入してみてください。



