フルマラソンに挑戦してみたいけれど、どの大会を選べばいいかわからないという方もいるかもしれません。そんなランニング初心者の方に向けて、関東エリアで開催されている初心者向けのマラソン大会を紹介します。
関東には制限時間が長く、サポート体制が充実した初心者に優しい大会が数多くあります。沿道の応援やエイドステーションが充実している大会を選べば、初マラソンでも安心して走りきることができます。
この記事では、大会選びのポイントから具体的なおすすめ大会、参加前の準備まで詳しく解説します。
初心者がマラソン大会を選ぶときのポイント
制限時間をチェックする
初マラソンで最も重要なのが制限時間の長さです。フルマラソンの制限時間は大会によって5時間から7時間まで幅があります。初心者であれば、6時間以上の制限時間がある大会を選びましょう。6時間あれば、1kmあたり8分30秒程度のペースで完走できる計算になります。歩きを交えながらでもゴールが見えてくるので、精神的にも楽になります。
コースの高低差を確認する
フラットなコースのほうが初心者には走りやすいです。河川敷や海沿いのコースは高低差が少ない傾向にあります。大会の公式サイトにはコースマップと高低差図が掲載されていることが多いので、事前にチェックしておきましょう。後半に上り坂がある大会は、脚が疲れた状態で坂を登ることになるため初心者にはハードです。
エイドステーション(給水・給食)の充実度
初心者にとってエイドステーションの数と内容は大きな安心材料です。給水所が2から3km間隔で設置されている大会なら、こまめに水分補給ができて脱水リスクを下げられます。ご当地グルメが楽しめるエイドがある大会も多く、それ自体がモチベーションになります。
とはいえ、エイドが混雑して立ち寄れないこともあります。折りたためるソフトフラスクを1本携行しておくと、自分のタイミングで少しずつ飲めるので練習から使っておくと安心です。
アクセスの良さと参加規模
スタート地点までの移動も重要な要素です。前泊が必要になると負担が大きいので、最初の大会は日帰りで参加できる距離のものがおすすめです。また、最寄り駅からスタート地点までの送迎バスの有無も確認しておきましょう。参加者が多い大会は沿道の応援も厚く、走っていて楽しいという利点があります。

関東で初心者におすすめのマラソン大会
東京マラソン
日本を代表する大規模マラソン大会です。制限時間7時間と余裕があり、コースはフラットで走りやすいのが特徴です。沿道の応援が途切れることなく続くので、初心者でもモチベーションを維持しやすい環境です。ただし抽選倍率が非常に高いため、エントリーできたら非常にラッキーです。詳細は東京マラソン公式サイトをご確認ください。
板橋Cityマラソン(東京都)
荒川河川敷を走るフラットなコースが特徴の大会です。制限時間は7時間と長く、高低差がほとんどないため初心者でも走りやすい大会です。都心からのアクセスも良好で、日帰りで参加しやすいのも魅力です。毎年3月に開催されます。参加費も比較的リーズナブルです。
さいたまマラソン(埼玉県)
さいたまスーパーアリーナを発着点とする都市型マラソンです。制限時間は6時間で、コースは比較的フラットです。エイドステーションも充実しており、初心者でも安心して参加できます。駅直結の会場なのでアクセスも抜群です。
横浜マラソン(神奈川県)
みなとみらいエリアを走る景色の良いコースが魅力です。制限時間は6時間30分です。横浜ベイブリッジ付近を走れる区間もあり、特別な体験ができます。給水・給食も充実しており、横浜のご当地グルメを楽しめるエイドがあるのもポイントです。
湘南国際マラソン(神奈川県)
相模湾沿いの海岸線を走るフラットなコースで、初心者にも走りやすいコースです。制限時間は6時間30分です。天気が良ければ富士山を眺めながら走れる区間もあり、景色を楽しみながらマラソンを満喫できます。毎年12月に開催され、気候的にも走りやすい季節です。
佐倉マラソン(千葉県)
歴史と自然を感じながら走れる大会です。制限時間は6時間です。給水所9か所、給食所4か所、トイレ15か所とサポート体制が手厚く、初心者でも安心です。沿道の温かい応援も魅力のひとつで、地元の方々が手作りの応援グッズで声をかけてくれます。
ちばアクアラインマラソン(千葉県)
東京湾アクアラインの上を走れる、ここでしかできない特別な体験が魅力の大会です。海の上の絶景を楽しみながらのランニングは格別です。制限時間は6時間です。ただし風が強い区間があるため、風対策を準備しておくと安心です。隔年開催のため、開催年はこまめにチェックしましょう。

初マラソン参加前に準備しておくこと
トレーニング期間は最低3か月確保する
フルマラソンに向けたトレーニングは、大会の3から4か月前から始めるのが理想です。最初の1か月は5から10kmのジョグを中心に走ることに慣れ、2か月目からは15から20kmのロング走を取り入れ、3か月目に30km走に挑戦するのが一般的な流れです。焦って距離を伸ばすとケガの原因になるため、段階的に進めましょう。
シューズはきちんと選ぶ
レース用のシューズは事前に10km以上走って足に馴染ませておきましょう。当日いきなり新品を履くのは靴擦れやマメの原因になります。スポーツ用品店で足型を計測してもらい、自分の足に合ったシューズを選ぶことが大切です。クッション性が高く、安定性のあるモデルが初心者にはおすすめです。
初マラソンに向けて、いくつかのブランドを比べながらシューズを選びたいなら、ゼビオ株式会社の公式オンラインストア「スーパースポーツゼビオ」という選択肢もあります。ランニングシューズを複数ブランドから横断して選べ、2026年10月8日時点の一覧で1,777件・26ブランドがそろっています。送料は550円(税込)、3,980円(税込)以上で無料(沖縄・離島・一部地域を除く)。ゼビオグループ各店(一部店舗を除く)での店舗受け取りなら、金額にかかわらず送料無料です。詳しくは公式サイトで確認できます。

大会前日と当日の準備
- 前日は炭水化物を多めに摂る(カーボローディング)
- 当日の朝食はスタート3時間前までに済ませる
- 持ち物リストを作って前日の夜に準備完了させる
- ゼッケンの取り付けは前日に済ませておく
- 天候に応じた服装を用意する(防寒・雨対策)
- ワセリンを足や脇、乳首に塗って擦れ防止をする
ワセリンは大容量タイプを1つ用意しておくと、レース当日だけでなく普段のロング走でも使えます。持ち運び用に小さな容器へ小分けしておくのもひとつの方法です。
初マラソンで気をつけたいこと
- スタート直後に周りにつられて飛ばしすぎない(後半ペースが崩壊する最大の原因)
- 給水所は毎回立ち寄り、少量ずつ水分を取る
- 体調が悪くなったら無理せずリタイアする勇気を持つ
- トイレはスタート前に済ませておく(序盤のトイレは大行列になる)
- 新しいウェアやシューズを当日に初めて使わない
ペース配分のコツ
前半はイーブンペース、後半に余裕を持たせるのが完走の鉄則です。最初の10kmは体が温まっていない段階なので、意識的に抑えめに走りましょう。30km以降は脚が重くなる「30kmの壁」がありますが、前半を抑えていれば乗り越えやすくなります。
ペースを一定に保つには、腕元で現在のラップを確認できるランニングウォッチが役立ちます。周りに引っ張られそうになったときの歯止めにもなります。


よくある質問(Q&A)
Q. 初マラソンはフルとハーフ、どちらがいいですか?
走り始めて半年未満であればハーフマラソンからスタートするのがおすすめです。1年以上のランニング経験があり、月間走行距離が100km以上なら、フルマラソンに挑戦してみてもよいでしょう。
Q. 初マラソンの目標タイムはどのくらいが妥当ですか?
初フルマラソンであれば、完走が最大の目標です。タイムを気にする必要はありません。目安としては、男性で4時間30分から5時間30分、女性で5時間から6時間程度で走れれば十分です。
Q. 一人で参加しても大丈夫ですか?
まったく問題ありません。走っている間は沿道の応援や周りのランナーの存在が力になりますし、ゴール後の達成感は一人でも十分に味わえます。
Q. エントリーはいつから始まりますか?
大会によって異なりますが、多くの大会は開催の4から6か月前にエントリーが始まります。大会によっては抽選になることもあるため、公式サイトやRUNNETで情報を早めにチェックしておくのがおすすめです。
Q. 大会当日の持ち物は何が必要ですか?
ゼッケン(ナンバーカード)、計測チップ、ランニングシューズ、ウェア、補給食、小銭(コインロッカー用)、着替え、タオル、スマホが基本です。天候に応じてレインウェアや防寒用の上着も用意しましょう。預けられる荷物の量は大会によって異なるので、事前に確認しておくと安心です。
補給食は自分に合うものを練習で試しておくのが基本です。ジェルタイプは携行しやすく、レース中の補給に使いやすいです。
まとめ
関東エリアには初心者に優しいマラソン大会が豊富に揃っています。制限時間が6時間以上、フラットなコース、充実したエイドの3つの条件を満たす大会を選べば、初めてのフルマラソンでも安心して完走を目指せます。
まずは気になる大会のエントリー情報をチェックして、挑戦の第一歩を踏み出してみましょう。大会の最新情報はRUNNETやスポーツエントリーで確認できます。
⭐おすすめ記事
遠方の大会に出るときの宿の取り方は、前泊・後泊の決め方と予約サイトの使い分けをまとめたこちらの記事もどうぞ。






