ランニングウォッチといえばGarmin(ガーミン)と言われるほど、Garminはランナーから高い支持を集めているブランドです。特にForerunner(フォアランナー)シリーズは、初心者からシリアスランナーまで幅広い層に向けたモデルが揃っています。
しかし、Forerunnerシリーズだけでも複数のモデルがあり、「どれを選べばいいかわからない」という声もよく聞きます。この記事では、Garmin Forerunnerシリーズの各モデルを徹底比較し、あなたのランニングレベルや目的に合った一台を見つけるお手伝いをします。

Garmin Forerunnerシリーズの特徴
Garmin Forerunnerシリーズは、ランニングに特化したGPSウォッチのラインナップです。記事執筆時点では主に以下のモデルが展開されています。
基本的に、番号が小さいほど初心者・入門向け(機能はシンプル・価格も抑えめ)で、番号が大きくなるほど高機能・高価格というルールがあります。
- Forerunner 70:もっともシンプルなエントリーモデル
- Forerunner 170:初心者向けの充実エントリーモデル
- Forerunner 265:中級者に人気のミドルレンジ
- Forerunner 570:ミドルハイのバランスモデル
- Forerunner 965:ハイエンドモデル
- Forerunner 970:最新の最上位モデル
各モデルの詳細と特徴
Forerunner 70 ─ シンプルに始めたい初心者に
Forerunnerシリーズのエントリーモデルで、1.2インチのAMOLEDディスプレイを搭載しています。GPS・心拍計測・基本的なトレーニング機能を備えつつ、シンプルな操作性が特徴です。
ランニングを始めたばかりで、まずは基本的なデータを記録したいという方にぴったりです。Garminコーチ機能にも対応しており、ガイドに沿ったトレーニングプランでステップアップできます。
Forerunner 170 ─ 初心者に最適な新世代モデル
Forerunner 170は、約41gの軽量ボディに1.2インチAMOLEDディスプレイを搭載した初心者向けモデルです。Garminコーチやクイックワークアウト機能が新搭載され、「何をすればいいかわからない」という初心者の悩みを解消してくれます。
トレーニングレディネス機能でその日のコンディションに合った運動強度を提案してくれるため、オーバートレーニングの防止にも役立ちます。
Forerunner 265 ─ 多くのランナーに支持される中核モデル
Forerunnerシリーズの中で最も売れているとも言われるForerunner 265は、1.3インチのAMOLEDディスプレイを搭載したミドルレンジモデルです。GPSモードで約20時間のバッテリー持続があり、フルマラソンにも十分対応します。
モーニングレポート、トレーニングレディネス、レース予測タイム、ランニングパワーなど高度な分析機能を搭載。サブ4やサブ3.5を目指す市民ランナーにとって、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。定価は62,800円(税込)です。

Forerunner 570 ─ マイクとスピーカー搭載のミドルハイ
Forerunner 570は、1.4インチ(47mmモデル)と1.2インチ(42mmモデル)の2サイズ展開です。特徴的なのはマイクとスピーカーを搭載している点で、ウォッチ本体での音声操作や通話が可能です。
トレーニング機能はForerunner 265と同等以上で、より大きな画面で快適にデータを確認できます。ランニング中にハンズフリーで操作したい方におすすめです。
Forerunner 965 ─ 地図表示対応のハイエンド
1.4インチの大型AMOLEDディスプレイにフルカラー地図を表示でき、見知らぬ土地でのランニングやトレイルランにも心強いモデルです。マルチバンドGPS対応で測位精度も高く、チタン製のベゼルで高級感もあります。
Forerunner 970 ─ Garminの最高峰
Forerunnerシリーズの最新最上位モデルがForerunner 970です。1.4インチAMOLEDディスプレイ、マルチバンドGPS、フルカラー地図表示、音楽再生、Suica対応など、考えられるすべての機能が搭載されています。
価格は121,800円(税込)と高額ですが、ビジネスシーンでも着用できるデザイン性と、レース本番で信頼できる高精度なデータを求めるシリアスランナーに選ばれています。

レベル別おすすめモデル
初心者(ランニングを始めたばかり)
初心者にはForerunner 170がおすすめです。Garminコーチ機能で段階的にトレーニングを進められ、軽量で操作もシンプルです。予算を抑えたい場合はForerunner 70も選択肢に入ります。
中級者(サブ4~サブ3.5を目指す方)
中級者にはForerunner 265が最適です。高度なトレーニング分析機能で練習の質を上げられ、レース予測タイムで目標達成までの道筋を確認できます。コストパフォーマンスの面でも優れています。
上級者(サブ3を目指す方・ウルトラランナー)
上級者にはForerunner 970がおすすめです。マルチバンドGPSによる高精度な測位、詳細なトレーニング分析、地図表示など、自己記録更新を目指すシリアスランナーに必要な機能がすべて揃っています。
Garminの魅力:Garmin Connectエコシステム
Garminを選ぶ最大のメリットのひとつが、Garmin Connectアプリの充実度です。走行データの分析・可視化はもちろん、トレーニングプランの作成、バッジやチャレンジによるモチベーション維持、友人とのつながりなど、ランニングをより楽しくする機能が揃っています。
さらにGarmin Coachでは、実績のあるコーチが作成したトレーニングプランに沿って練習を進められます。5km、10km、ハーフマラソンの目標タイムに合わせたプランが用意されており、初心者でも計画的にスキルアップできます。
GarminのランニングウォッチQ&A
Q. GarminとApple Watchどちらがランニング向き?
ランニング専用なら断然Garminです。GPS精度、バッテリー持ち、トレーニング分析機能のすべてでGarminが上回っています。Apple Watchは日常のスマートウォッチ機能が充実していますが、ランニング特化という観点ではGarminに軍配が上がります。
Q. Forerunner 265と265Sの違いは?
265Sは265の小型版で、ディスプレイサイズが1.1インチ(265は1.3インチ)、本体サイズも一回り小さくなっています。手首が細い方や女性には265Sの方がフィットしやすいでしょう。機能面での違いはありません。
Q. 音楽は聴ける?
「Music」の表記があるモデルは、Spotify、Amazon Music、LINE MUSICなどの音楽を本体に保存して、Bluetoothイヤホンで再生できます。スマホを持たずに音楽を聴きながら走りたい方は、Music対応モデルを選びましょう。

まとめ
GarminのForerunnerシリーズは、あらゆるレベルのランナーに対応した豊富なラインナップが魅力です。初心者はForerunner 170、中級者はForerunner 265、上級者はForerunner 970を基準に検討してみてください。
また、Garmin Connectアプリとの連携によるデータ分析やGarmin Coachによるトレーニングプランなど、ウォッチ本体だけでなくエコシステム全体でランニングをサポートしてくれるのがGarminの強みです。
ぜひ自分のランニングレベルと予算に合ったForerunnerを見つけて、日々のトレーニングを充実させていきましょう。
Garminランニングウォッチのお手入れ方法
日常のお手入れ
ランニング後は流水で汗や汚れを洗い流し、柔らかい布で水気を拭き取りましょう。特にバンドの裏側は汗が溜まりやすいため、こまめに洗うことが大切です。バンドが取り外せるモデルなら、定期的に外して洗浄すると清潔に保てます。
バッテリーを長持ちさせるコツ
バックライトの輝度を下げる、使わないセンサー(血中酸素濃度測定など)をオフにする、マルチバンドGPSは必要なときだけ使うなど、設定を見直すことでバッテリーの持ちを改善できます。完全に放電させるとバッテリーの寿命が縮むため、20%程度で充電するのがおすすめです。
Garminウォッチを買う前にチェックしたいこと
家電量販店で試着する
ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店では、Garminウォッチの実機を展示していることが多いです。画面サイズや重さ、バンドのフィット感は個人差が大きいため、購入前に実機を試着することを強くおすすめします。
型落ちモデルも選択肢に
Garminは定期的に新モデルを発売するため、旧モデルが値下がりするタイミングがあります。一世代前のモデルでも基本機能は十分に実用的なので、予算を抑えたい方は型落ちモデルもチェックしてみてください。Amazonのセールや公式アウトレットが狙い目です。
参考サイト:Garmin公式サイト / RUNNAL – ガーミンのランニングウォッチ比較 / ITmedia – Forerunnerの選び方解説

